2008年5月27日火曜日

23日時点で1万3845

◆東京株式市場・大引け=大幅反落、米株安や円高進行に金融不安加わる


日経平均<.N225> 日経平均先物6月限<0#2JNI:> 
終値    13690.19(-322.01)    終値 13690(-360)
寄り付き 13875.98 寄り付き 13840
安値/高値 13670.92─13883.51 高値/安値 13670─13880
出来高(万株) 181844   出来高(単位) 96947
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 [東京 26日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は3日ぶりの反落。
1万4000円を大きく割り込み前営業日比300円を超える下落となった。前週末の米
株安や円高進行を嫌気してハイテクや自動車など輸出株が売られた。米金融機関の収益に
不安が再び強まっていることから日本の金融セクターもさえない展開となっている。東証
1部売買代金が2兆0340億円と薄商いのなか、先物への断続的な売りで下げ幅を広げ
る場面もあった。

 東証1部騰落数は値上がり198銘柄に対し、値下がりは1467銘柄。変わらずは
57銘柄だった。

 日経平均は、市場関係者が注目していた25日移動平均線(23日時点で1万3845
円75銭)を割り込むとスルスルと下げ幅を広げた。米英市場が休場で海外勢の現物への
売りは多くなかったが、先物に断続的な売りが出て崩れた格好だ。
 前週後半の日本株が「大型投信の設定の影響もあり、外部環境が悪化する中で底堅い展
開を示すなどややいびつな雰囲気だったことの反動もありそうだ」(国内投信)との指摘
も出ていた。

 とはいえ22日の安値1万3658円を割り込むことなく引けたことから「底堅い雰囲
気は続いている」(準大手証券)との声も出ている。市場では「先物売りが続いているが
、1万3500円のプットオプション建玉が多く、防戦買いも入っている。一気に売り崩
すのも難しそうだ」(外資系証券)との見方もあった。

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