2007年12月16日日曜日

東京株式市場で日経平均は大幅続落

◆東京株式市場・大引け=大幅続落、大手銀行株が後場一段安

日経平均<.N225> 日経平均先物12月限<0#jni:> 
終値 15536.52 -395.74 終値 15520 -380
寄り付き 15818.48 寄り付き 15820
高値/安値 15532.53─15833.1 高値/安値 15490─15840
出来高(万株) 209648 出来高(単位) 74932
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 [東京 13日 ] 東京株式市場で日経平均は大幅続落となった。あすのS
Q(特別清算指数)算出や日銀短観を前に終始手控え感が強い中、ポジション調整などの
売りに押されて下落幅が徐々に拡大。一時前日比で400円近くまで下げた。
 
 ほぼ全面安の展開で、特に銀行株の下げが目立ち、株式市場全体の圧迫要因にもなっ
た。大手銀行株は午後、一段安。サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ロー
ン)対策基金への融資など、今後の負担増が懸念されたという。
 その他、証券や保険、その他金融など金融全般がさえない。不動産も売られた。鉱業は
上昇した。
 東証1部騰落数は値上がり131銘柄、値下がり1544銘柄、変わらずは51銘柄。
東証1部の売買代金は2兆8081億円だった。

 きょうの日経平均は、寄り付きから手控えムードが強かった。12日に欧米主要中央銀
行が協調流動性供給策を打ち出したが、それを受けた米国株の反発が小幅だったこともあ
り、好材料とは受けとられなかったようだ。
 後場に入ると、中国株が安く始まったこともあり、さらに下げ幅を拡大。市場からは
「SQ算定と日銀短観のイベントで手控え感が強まる中、短期筋の売りが加速した」(国
内投信投資調査部)との声があったほか、ヘッジファンドの投げも観測された。

 ただ、米金融機関の追加損失や円高、中国株安、米株先物安などいくつか下げの要因が
複合的に作用したため、「決定的な売りの材料が出ているわけではない」(国内証券投資
情報部)という。「11月安値からの上昇幅が1400円を超えていたため、利益確定売
りを出しやすい水準でもある

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