2008年6月4日水曜日

前日の米株安や、米リーマン・ブラザーズに関する損失

◆UPDATE1: 東京株式市場・大引け=大幅反発、年金や個人も参加し活気づく


日経平均<.N225> 日経平均先物6月限<0#2JNI:> 
終値 14435.57 +226.40 終値 14380 +190
寄り付き 14270.07 寄り付き 14300
安値/高値 14250.11─14435.57 高値/安値 14260─14430
出来高(万株) 264415 出来高(単位) 103697
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 [東京 4日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は大幅反発。先物主導ながら、海
外勢はじめ国内年金、個人など幅広い投資家の参加が観測され相場が活気づいたという。
大引けにかけては先物にまとまった買いが相次いで現物を押し上げ、前日比200円を超
す上昇となった。
 
 前日の米株安や、米リーマン・ブラザーズに関する損失や増資の報道にもかか
わらず銀行株が堅調だったほか、円安を追い風に輸出株が買われた。食料サミットの連想
で、クボタ<6326.T>や日本農薬<4997.T>などの農業や食料関連株も買われた。市場では
「個人投資家もこれらのテーマ株を物色している。高値圏でも個人などの資金が流入して
いることは、センチメントが強気の表れともいえる」(国内証券)との声がきかれた。
 ただ、東証1部の売買代金は2兆7205億円と3兆円に届かず「全体の売買代金は依
然物足りない」(準大手証券)との指摘も出ている。 

 業種別では自動車や金融、機械が上昇した半面、鉄鋼や情報・通信は軟調だった。東証
1部騰落数は値上がり1370銘柄に対し、値下がりは278銘柄。変わらずは74銘柄
だった。
 
 市場筋によると「前日大きく売り越した欧州系や米系証券が、きょうは3000─
4000枚の大口の買いを入れた」(国内証券)という。
 また、投機筋による商品から株式への資金シフトも指摘された。立花証券執行役員の平
野憲一氏は「前日の米株安にもかかわらず国内株が堅調なのは、原油など商品価格の落ち
着きを背景にCTA(商品投資顧問業者)を含めた投機マネーが商品から株式に資金シフ
トしているからではないか。このような裁定取引をイメージした買い戻しも入ったようだ」
と述べた。

 個別銘柄では、大手銀行株が総じて堅調。三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>は
一時、3日につけた年初来高値に顔合わせした。英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙
が、米リーマン・ブラザーズが3─5月期に一部のヘッジ取引で5億─7億ドル
の損失を被ったと報じたが、「5億─7億ドルの損失であれば、破たんはない。金融シス
テムに波及することもないだろう。日本の銀行への影響は限定的」(大手証券)という。
 円安を背景にソニー<6758.T>やキヤノン<7751.T>、トヨタ自動車<7203.T>などの輸出株
が買われた。材料株としては、井関農機<6310.T>が値上り率第5位となった。
 5月の国内ユニクロ既存店(618店舗)売上高が前年比7.9%増になったと発表し
たファーストリテイリング<9983.T>が一時ストップ高。一方、新日本製鉄<5401.T>や
住友金属鉱山<5713.T>は終日軟調だった。丸紅<8002.T>などの商社株もさえない。

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