2008年3月12日水曜日

朝高の後は戻り売りで伸び悩む

◆東京株式市場・大引け=続伸、朝高の後は戻り売りで伸び悩む


日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 
終値 12861.13 +202.85 終値 12890 +270
寄り付き 12841.88 寄り付き 13130
安値/高値 12799.42─13071.22 高値/安値 12790─13140
出来高(万株) 204145 出来高(単位) 106745
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 [東京 12日 ロイター] 東京株式市場では、日経平均が続伸。米欧中央銀行によ
る流動性供給拡大の協調対策、ドル円為替の落ち着き、寄り前に発表された10─12月
期の実質国内総生産(GDP)2次速報値の予測上振れなどを好感して、寄り付き直後に
前日比で400円を超す上昇となった。
 ただ、買い一巡後は戻り売りに押されて伸び悩み。午後に入り、為替が1ドル102円
台と再び円高基調となったこともあり、ソニー<6758.T>などの輸出関連株が下げに転じた
ほか、住友金属鉱山<5713.T>なども売られた。市場では「米緊急利下げとの見方もあり、
欧米市場で再びドル安/円高が加速しないか気がかりだ。GDP2次速報が事前予想より
強かったことも、景気の強さを好感するより円高要因として働いているようだ」(かざか
証券市場調査部長、田部井美彦氏)との声が出た。

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