◆UPDATE1: 東京株式市場・大引け=大幅続落、売り一巡後はディフェンシブ株に買いも
日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:>
終値 13603.02(-322.49) 終値 13560(-360)
寄り付き 13735.44 寄り付き 13650
安値/高値 13533.25─13738.56 高値/安値 13530─13680
出来高(万株) 197982 出来高(単位) 93297
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[東京 29日 ロイター] 東京株式市場では、日経平均が大幅続落。300円を超
える下げとなり、1万3600円台に下落した。急速なドル安/円高やバーナンキ米連邦
準備理事会(FRB)議長発言で広がった米金融機関への不安から、寄り付きから輸出関
連株や銀行株など幅広い銘柄に売りが先行し、薄商いのなかで下げ幅が広がる展開になっ
た。ただ、売り一巡後はディフェンシブ株の一角に買いが入って下げ渋り、下値もみあい
に転じた。
東証1部騰落数は値上がり247銘柄、値下がり1410銘柄、変わらずは66銘柄だ
った。
104円台まで進んだドル安/円高に、市場は緊張感を強めている。「2009年3月
期業績見通しの前提が1ドル=105円になるか100円になるかで、輸出企業への見方
が大きく変わる」(信託)ためで、不透明感からトヨタ自動車<7203.T>やソニー<6758.T>
など輸出関連株は軒並み安となった。さらに「金の高騰は、ドルへの不安の受け皿になっ
ている側面もある」(信託)として、世界のマネーフローの中心にあるドルが不安定化す
るリスクへの指摘も出ている。
また、バーナンキ議長が議会証言で一部の中小金融機関が破たんする可能性があると述
べたことで米金融機関に対する不安が再燃、東京市場でも三菱UFJフィナンシャル・グ
ループ<8306.T>など銀行株が売り込まれた。
明治ドレスナー・アセットマネジメント、トレーディング部長、若林仁氏は「米モノラ
イン(金融保証会社)の格付けが維持されるとの見方から一時強まった楽観ムードは一変
し、悪材料に目が向いてきた」と語っている。
実需の買いが見送られ商いが細るなかで、マインドの悪化が先物売りにつながったこと
もあり、日経平均の下げ幅は一時400円近くに広がった。ただ、売り一巡後は薬品やガ
ス・電力などディフェンシブ株の一角に買いが入り、日経平均は下げ渋った。市場では
「ドル安/円高を考えると輸出関連株は買えず、米リセッション・シナリオを意識してデ
ィフェンシブ株に資金が流れた。しかし、短期のトレーディングの域を出ないのではない
か」(信託)との声が上がっている。
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